コロナショックから早2ヶ月。投資をしている人はどんな立ち回りをしているのでしょうか。我が家でも家族会議を開き、暴落相場の中で色々と戦略を変更をしました。
戦略なんてカッコいいものじゃないけどね…!
今回は、我が家がコロナショックをチャンスと捉えて行動を起こした2つのことについてお話します。
コロナショック後に新しく始めたこと
コロナショックが起こる前までの我が家の投資法といえば、IPOと株主優待の低リスク中心。後はなんちゃってデイトレという投資の腕に自信がない私らしい投資法でした。
そんな中、コロナショックが発生。米国で毎日のようにサーキットブレーカーなるものが発動される中、我が家では家族会議を開き、暴落後に新しく始めたことが2つあります。
1つ目は、「一般NISA」から「つみたてNISA」への口座変更と積立開始
2つ目は、「ジュニアNISA」での積立開始
です。
その1…「一般NISA」から「つみたてNISA」へ
コロナショック前までは、暴落が来る来る!と言われていたのを恐れて、ずっと長期的な投資へ踏み出せずにいました。
どうせなら、少しでも割安な時に長期投資を開始したい…と思いつつ、実際はタイミングを逃していたというのが正直なところです。
しかし、コロナショックが起こり、これまで先延ばしにしてきた長期投資への言い訳はもうできないと、「つみたてNISA」を開始することにしました。
家族会議の後、夫婦で開設している2つの「一般NISA」のうち1つを「つみたてNISA」へ変更。年間40万円の積立を始めることになりました。
ちなみに、選んだ証券会社は「楽天証券」。そして、選んだ商品は「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」。色々考えた末、こちらに全力投球することにしました。
その2…休眠していた「ジュニアNISA」での積立開始
我が家には子供が2人います。「ジュニアNISA」の開設状況は…?というと、子供が生まれてすぐに開設したものの、全く手をつけずに休眠口座と化していました。
手をつけずにいた理由はというと、
ジュニアNISA使いづらい…
この一言につきます。
ただ、2019年にNISA制度全般に見直しが入り、2023年末に「ジュニアNISA」が廃止されることにより非常に使いやすくなったため、「つみたてNISA」と同じタイミングで長期投資を開始しました。
こちらの証券会社はもともと開設をしていた「SBI証券」。選んだ商品は「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」になります。本当は米国ETFのつもりでいましたが、結局「つみたてNISA」と同じ投資信託になりました。ただ、こちらについてはリスク分散の意味も含めて商品を引き続き検討中です。
年間200万円を新たに投資資金へ
今回、2つの積立投資をはじめたことにより、「つみたてNISA」の年間上限額40万円と、「ジュニアNISA」の80万円×子供2人分の160万円、合計200万円が毎年積立られることになります。
最終的に20年間積立をするとなると、元本として必要な資金は「つみたてNISA」の満額800万円、「ジュニアNISA」の満額320万円(制度終了までの4年間)×子供2人分の640万円で、合計1,440万円です。
ただ、これら2つを年率5%のリターンで20年間のシミュレーションをしてみると、「つみたてNISA」に関しては、投資元本800万円で運用収益は588万円、20年後に手にできるお金は1388万円となります。
「ジュニアNISA」に関しては、投資元本320万円で運用収益は470万円、20年後(子供が0歳と仮定)に手にできるお金は790万円になります。我が家は子供が2人いるので、2倍の1580万円です。
もちろん、年率5%のリターンはあくまで希望的予測ではあるものの、これまでのS&P500の成績からは期待をしたいところです。
これらのシミュレーションを通して、我が家では、ひとまず非課税枠分を使いきる方向で決着しました。
暴落時に始める、長期目線投資
我が家では、ずっとIPOやデイトレといった時間軸で言うと短期しか扱ったことがないため、積立という長期の投資は初めてになります。
コロナショックやリーマンショックなど、~数十年に一度起こる暴落。そして暴落が怖くて踏み出せなかった長期投資。
そんな暴落相場の中でも積立投資であれば、
- ここから株価が上がる→含み益が増えて嬉しい
- ここから株価が下がる→買い増しができて嬉しい
と、メンタル的にも耐え得る投資法だと実感しています。
チキンだからね
暴落時は、落ち着いて長い目でみる投資を始めてみるのもよいかもしれません。
※ 本記事はあくまで参考に、 投資を行う際はご自身の責任で行ってください。
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