【仕事】ワーママで働き続けるのは何のため?1万回辞めたいと思った私が働き続けるワケ。

2021年春に育休から仕事復帰を果たし、早2年。多分、仕事復帰した方は、一度は「辞めたい…!」と思ったことがあるのではないでしょうか。私はというと、1万回くらい思っています。笑

それはもう辞めた方がいい。と、当然のごとく言われるのですが、なぜか働き続けています。

「何のためにここまで頑張るのか?」今日は自分自身へ問いかけながら、働き続けるワケを書いていきたいと思います。

「育児とフルタイムの両立の実情は…?」「メリットとデメリットは…?」気になる方がいれば、読み進めて貰えればうれしいです。

目次

ワーママの働き方(私の場合)と我が家のスペック

大学卒業後から働き始め、結婚と2度の出産後も働き続けてきました。

まずは私の働く環境について、紹介します。

働く環境
  • 正社員フルタイム
  • どちらかというと大手企業
  • 年功序列というよりは成果主義
  • 現在はフルリモート勤務
  • 残業は月20~50時間程

そして、我が家のスペックはというと…?

我が家のスペック
  • 夫婦共働き
  • 夫は平日休み/私は土日休み
  • 子供2人(保育園児+小学生)
  • どちらの親も遠方

です。

ちなみに、平均的な私の1日のタイムスケジュールはこんな感じです。(フルリモートなので、通勤はありません。)

6:00
起床
6:15
洗濯
6:30
朝食の準備・お弁当作り
7:00
夫・子供起床(ご飯を食べさせる)
8:00~8:30
小学校と保育園送り
9:00
仕事開始
18:30
仕事中抜け・小学校と保育園迎え
20:00
仕事終了
20:30
夕飯作り・夕飯(子供)
21:30
お風呂
22:30
寝かしつけ
23:00
夫帰宅(ご飯作り・夕食)・食料品の買い出し
25:00
就寝

マラソンのような毎日を過ごしています。

ワーママとして働き続けるメリット

これまで、結婚、出産と「働くことを辞める」タイミングは何度かありました。それでも働き続けるのは、メリットとデメリットを天秤にかけている部分が大きいです。働き続けるメリットは、いったいどこにあるのでしょうか?

(1)リスク管理ができる

私自身が働く理由の一つとして、将来起こり得るリスクに備えてというのがあります。以下は我が家で考えられるリスクです。

  • 疾病リスク(どちらかが働けなくなった際のリスク)
  • 離婚リスク(別れてしまった際のリスク)
  • 転勤リスク(どちらかが転勤になった際のリスク)

疾病リスクは、多くの方が考えるリスクの1つかと思います。「万が一、夫が働けなくなったら…」という不安に対して、自分が働いていることは一つの安心材料かな、と感じます。我が家の場合、私が病気を患っており、最悪働けなくなることを想定しておかなければなりません。ちなみに、それまで全くの健康体で過ごしてきた私ですが20代前半の思ってもみないタイミングで発症、入院し、今も通院を続けています。なので、いつ起こるかわからないリスクは常にあると思っています。働けなくなるリスクを人一倍感じている私なので、「働けるうちは働く!」という気持ちが強いのかもしれません。

離婚リスクは、考えたくありませんが、この辺は結構ドライに疾病同様何があるかわからない将来を冷静に見る目は持っておくべきかな、と思っています。そうなった際に、経済的な面で依存がないので自立しやすいかな、と。(もちろん、起こらない前提ですけどね…!我が家は結婚前に3回別れているので…。笑)

転勤リスクは、多くの方は考えなくてよいリスクかもしれませんが、我が家は2人とも転勤ありの仕事についているためです。実際にこれまで夫の転勤は何度かありました。次回転勤になった際には、単身赴任ではなく家族が一緒にいられる選択をする予定です。スパッとその選択をするためにも今のうちに経済的な余裕が欲しいな、と思っています。(ただ、現在は私がフルリモート勤務のため、夫の転勤が決まったとしても仕事が続けられるかもしれません。)

(2)1人で働くよりもたくさんの収入を得られる

これが共働きで働く最大のメリットとして考える方も多いのではないでしょうか。やはり1人で働くよりも2人で働いた方が多くの収入を得ることができます。

我が家の収入比率は夫6割、私4割程。現在の年間貯蓄額は世帯年収の7~8割程。反対に言えば、3~2割は支出として出ていってしまっています。それを考えると、2人で頑張る意味はあるかな、と感じます。

また、2人分の収入を得られるので、気兼ねなく贅沢(と言っても我が家の場合は知れてますが…笑)ができるのもメリットです。旅行やインテリアなどのちょっと大きな買い物、子供へのプレゼントなど…。少しの我がままを叶えられるのは、「働いていてよかった」と思う瞬間かもしれません。

(3)一度、キャリアを途絶えさせるよりも効率的

私が一番天秤にかけているのは、ここかもしれません。

何かのタイミングで一旦辞めてしまう場合、資格やスキルをもっていない私は、次のスタートがゼロスタートになってしまうことが考えられます。また、一度辞めてしまった私が時間をあけて今と同じ仕事に就こうとしても、ブランクのある転職が年収アップにつながる可能性は低いです。

「ある程度の資産が築けた際には辞めたい」と考える私にとって、辞めずに働き続けた方が時給が高く、「ある程度の資産」を築くまでの「働く総時間数」は少なくなる、ということにメリットを感じています。引き換えに今の時間を犠牲にしているのですが…。嫌なことは早くに済ませて、後半楽をしたいという…ここは個人の価値観ですね!

ワーママとして働くデメリット

(1)子供との時間が少なくなる

子育てと仕事を両立させる共働きの場合、どうしても子育てに割く時間が短くなります。上述した1日のタイムスケジュールもおそらく大批判を貰うもので全く子供のことが考えられていません。「子供のことは放っておいてよいのか」と言われれば、そんなことはもちろんなく。「子供と一緒に良い時間を過ごしたい」という想いは同じです。長い時間一緒にいることはできないかもしれませんが、その分旅行や体験など、短いけれど濃い時間を与えてあげたいな、と思います。

(2)常に何かに追われている忙しさがある

時間的にも体力的にもせわしない毎日で、「余裕」はやっぱりありません。イライラしたり、落ち込んだり…メンタルボロボロだな、と感じることは多いです。ただ一方で、否が応でも夫婦の協力は必要になるので、家族のチームワークは必然的に強くなりました。仕事のことから、育児、家事まで、戦友のようにいろんな話ができるのは嬉しく。あわせて、休日に私が母親としての仕事ができずに部屋が散らかったままでも許してくれるのは、両立の大変さを理解してくれているからかな、と感じます。

最後に

1人目の育休後と、2人目の育休後、ワーママとして働き続けてきた私ですが、今「働き続けてよかったな」と思うポイントは、働くことについて切れるカードが複数ある=「選択肢が多い」ということです。「辞める選択肢」はもちろん、「上を狙ってキャリアアップする選択肢」「今の会社でほどほどに働き続ける選択肢」「会社で築いたコネクションで起業する選択肢」「フルタイムからパートに転職する選択肢」など。

もちろん辞めてしまったらできない、というわけではありません。ただ、「働いている」という土台がある分、どの選択肢をとるにしても動きやすいかな、とは感じます。

働き続けることも、辞めることも個人の自由ですし、それに対しての「正解」は自分自身が納得するか、ということが大きいと思います。どの選択をするにしても、「自分は何を大切にするのか」を考えて、後悔しないような選択をするのが一番かな、と思います!(偉そうに言ってますが、自分への言い聞かせです…!)

※全て個人の価値観に基づいた記載になります。全ての方に同じことが言えるわけではありません。

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